天窓からの雨漏りと屋根修理（川崎市）
最近、天窓（トップライト）を施したお家をよく見かけます。見た目もオシャレで、開放的な印象を受けます。
天窓は日中の採光を取り込むため、省エネにもなります。また、通風量は壁面窓に比べ2倍～4倍に向上します。そして、プライバシー保護やセキュリティー対策にも貢献します。しかし天窓はよいことばかりではありません。天窓は雨漏りの頻度が多い箇所です。もともと雨を防ぐための屋根に穴を開けたと考えると当然のことといえるでしょう。先日も川崎市のN様より、天窓から雨漏りしているのでは？との調査依頼がありました。早速お伺いし、調べたところ雨漏りではなく、結露による水濡れでした。しかしながら、結露の水滴は雨漏りと同じ悪影響を室内に及ぼします。結露による水濡れで、室内側の木製窓枠が腐朽し、窓の開閉が困難になるなどの不具合が生じます。またカビが発生し、断熱材の劣化を招くこともあります。今回N様邸では、天窓周辺に溜まってたゴミの撤去と、防水シートの張り替え、ガラスのゴムパッキンの交換をさせていただきました。
天窓は高所にあるため窓や窓枠をふき取ることは困難ですが、継続的な掃除やメンテナンスを行うことで劣化の進行を遅らせることができます。しかし、経年劣化による雨漏りが明らかな場合は、天窓自体を交換する必要があります。ただし、天窓だけを取り外して新しいものに交換することは基本的にはできません。なぜなら天窓は屋根の一部であるからです。そのため天窓は屋根の寿命に合わせて屋根と同時のリフォームをおすすめします。
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