カバー工法による屋根修理(川口市)

このところ台風による大雨が続いています。それに伴いお問い合わせも増えています。川口市のT様より、先日の大雨の日から雨漏りしているのですぐに見に来て欲しいとの依頼をうけ、出来るだけ早く現地調査に伺いました。T様邸は築30年近く経過しており、これまでほとんど屋根のメンテナンスは行っていないとのこと。カラーベストの塗装が劣化により剥がれていて、下地の黒い部分が所々に見られました。また、棟包みと笠木の塗装が剥がれ錆びのでている所も見受けられました。

GEDC0187

 

屋根の状態から見ても塗装では根本的な解決にならないこともあり、ガルバリュム鋼板のガルテクトで重ね葺き(カバー工法)を行うことに決まりました。

今回のカラーベストは、色あせや苔、ひび割れの発生等、目に見える劣化だけではなく、屋根工事を行う際にしか見ない笠木等の内部が大きく劣化していました。そしてその見えない部分の劣化から雨漏りが生じていました。また、棟包みを剥がしてみて、中のコーキングがボロボロになっていたことがわかりました。

雨漏りの原因が屋根内部の場合、塗装などを施してもその場しのぎで費用の無駄になってしまう可能性があります。出来るだけ早めに、屋根工事の専門の業者に雨漏りの調査を依頼し、対策を検討することをお勧めします。屋根の状態によっては、葺き替えよりもカバー工法にすることで費用も工期も抑えられ、屋根の構造に合わせた補修や施工を行うことが出来ます。

 

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