L字型屋根・部分補修(国立市Y様邸)
雨漏りの原因箇所・発生箇所としてよくあげられる屋根ですが、屋根の形状や材料、角度によって雨漏りリスクが高いもの・低いものがあるというのはご存知でしたか?
三角屋根と呼ばれる切妻屋根、4面に傾斜があり立体的な寄棟屋根、一方向にのみ傾斜がつけられている片流れ屋根、4方面に同じ角度で傾斜した方形屋根・屋上のように水平な陸屋根など様々です。屋根の形は建物の個性を表現しますので複雑な形の屋根は見ていて楽しいものですよね。有名な建築家が意匠を凝らした近代的な美術館や体育館、ビル群など、都心では特に私たちが驚くような建物をよく眼にします。
ですが、複雑な屋根の形になればなるほど雨漏りのリスクが高くなり、メンテナンスも大変になる事が予想されます。形状が複雑になると、重なり部分に水が溜まったりゴミや落ち葉が入り込むからです。雨漏りの危険性からみると、屋根はシンプルな形が理想的といえましょう。
とはいえ、土地の形状などによって、どうしてもL字型やコの字型にならざるを得ない家もあります。昨日は国立市Y様宅の屋根補修工事を行いました。Y様宅は旗竿地のためL字型の家。家がL字型ですから屋根も当然L字型になりますが、このL字型の内側の直角の部分(屋根用語で谷と呼ばれる箇所)からの雨漏りでした。ここからの浸水はとても多くご相談を受けます。屋根と屋根がぶつかる境界線に雨が溜まりやすくなってしまい、雨水が染み込み、瓦や下地を痛ませるリスクが高くなるからです。
また瓦そのものは耐久性があるのですが、谷部に使う谷板金が金属製で経年劣化することも原因の1つにあげられます。築年数が古い家はこの箇所からの雨漏りが圧倒的に多く、今回Y様邸もこのケースでした。Y様邸では一部瓦を解体し、ガルバリウム鋼板製の谷板金を設置しなおす補修工事を施工させて頂きました。屋根全体を交換すると大変な費用になりますが。谷部分の雨漏りは短い期間でできる低予算の補修が可能なのです。これで安心できるとY様にも喜んで頂けました。
すべての屋根にはメリットとデメリットがあり、屋根の形状や屋根材などによって雨漏りしにくい屋根もありますが、完璧に雨漏りしない屋根というのは存在しません。大切なのはそれぞれの耐用年数に応じてメンテナンスをするということ。早期発見、早期対処をお勧め致します。
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